バイクに取り付けられているナンバーの基礎知識

バイク ツーリング

日本で公道上を運転する車両には、ごく一部の例外を除いてすべてにナンバープレート(番号標)が取り付けられています。バイクの場合、取り付けられているナンバープレートは全部で5種類あり、それらがどんなものかを知っておくことは基礎知識の一つといえるでしょう。

四輪車の番号標には、上段に運輸支局等の場所と分類番号、下段にひらがなと一連指定番号が刻まれています。ひらがなの部分はアルファベットが用いられることがあります。しかし、二輪車の番号標は四輪車のものとは表示内容が少し異なっており、二輪の小型自動車に分類される車両の場合だと上段に運輸支局等の場所とひらがな、下段に一連指定番号が刻まれ、二輪の軽自動車の場合は上段の地名の左側に分類番号の表示も追加されます。

バイクの場合は、排気量によって車両後部にとりつけられる番号標の種類が決まります。排気量が50cc以下の第一種原動機付自転車は白地に黒文字の番号標を取り付けますが、51~90ccの第二種原動機付自転車になると黄色地に黒い文字の番号標になり、91~125ccのバイクだと桃色の下地に黒文字のプレートになります。126cc以上のバイクの番号標はすべて白地に緑色の文字で表示されていますが、251cc以上の車両に関しては緑色の縁取りが加わります。