バイクトルクの知っておきたい基礎

エンジン

バイクには、さまざまなタイプや排気量など種類によって馬力やトルクなどが異なってきてそれぞれに特有の性能やスペックなどが変わってくる魅力があります。

バイクに限らず自動車でもtorqueの基礎知識として、エンジンが一回に爆発するごとにクランクシャフトへとねじる力の生じる値の大きさのことをいいます。排気量と比例するので大きい排気量になるほど大きい力が生じる値となり、多気筒であればそれぞれの爆発で生じる力が足された状態としてスペック表示で表されます。

しかしエンジンの回転数によって生じる抵抗力で減少する場合もあり、その場合での値は回転数なども併記されます。反対に馬力とは一定時間に行われる仕事量のことを言い、エンジンの回転数を掛けた値となってスペック表示で表されます。よって自転車に例えると馬力は脚力でトルクはその強さともいいきれます。多気筒エンジンであればそれぞれの回転数を増やせば結果馬力も高まり、単気筒であれば排気量の大きさでtorqueは大きくなります。

ガソリンエンジンでは、低回転から徐々に出力やtorqueが大きくなっていく特徴があり、馬力とともにバイクを選ぶ場合にスペック表示での大きさを基準としてよいでしょう。