バイクにかかる税金は基礎として知っておこう

税金

バイクを長く乗り続けていく上で基礎知識として知っておきたいことに税金の話があります。四輪の自動車の場合、購入時には自動車取得税が、所持しているときには自動車税、軽自動車税、自動車重量税がかかりますが、バイクの場合に課税される税金は軽自動車税と自動車重量税の2種類のみで、車種や用途、排気量に応じて税額が決まります。

自動車重量税は車検を受ける際に納付します。税額は原動機付自動車に分類される車両についてはゼロですが、排気量が250cc以下の二輪の軽自動車(軽二輪)だと、自家用で4,900円、事業用で4,100円を納めなければなりません。排気量が250ccを超える二輪の小型自動車(小型二輪)は、1年につき1,900円の重量税が課されますが、初度登録から13年が経過すると2,300円に、18年が経過すると2,500円に重課されるので注意が必要です。

一方、バイクにかかる軽自動車税は2016年度に増税が実施されました。四輪車の軽自動車税の引き上げは2015年度以降に初度登録を行った車両が対象でしたが、バイクについては年式に関係なくすべての車両が増税の対象となっています。現行の税額は、原動機付自動車については排気量が90cc以下であれば2,000円でそれ以外は2,400円、軽二輪に分類される車両は一律で3,600円、小型二輪の車両はすべて6,000円となっています。