オフロードバイクについての基礎知識

オフロード

サーキットで使用されている車両も含めればもちろんですが、公道を走行している一般的な車両だけに限定してみても相当な種類のバイクがあります。「オンロード」「オフロード」という区別があることを知らない人も多いでしょうが、基礎知識としてそういった種類の違いがあることだけは知っているという人もたくさんいます。

そもそも、バイクを購入する人がどのような基準で購入する車両を決めているのかというと、明らかな用途がない場合は「見た目」です。それゆえ、本来は山道などで使用した方が良いであろう車両をコンクリートの上で使用している人が出てくるわけですが、その逆の状況はほとんど起こりません。なぜなら、オンロードをオフ車で走行することは可能ですが、逆の状況では通常通りそうこうすることはまず不可能だからです。

路面の違いや車体最下部と地面との距離(地上最低高)、タイヤの種類の違いなどの関係により、ほとんどまともに走行することができないほどの状態になってしまいます。もっとも、基本性能を発揮できないという点ではどちらの状況でも同じようなものですが、オフロードバイクの方が広い環境に対応することができるという特徴を持っています。